減量の目的と考え方
- 脂肪を減らしつつ筋量をキープ or 最小限の減少に抑える
- 見た目の変化は「脂肪量の減少 × 筋肉量の維持」で決まる
- 単なる体重減少ではなく体脂肪率の改善をゴールに設定
→ トレーニングの基礎は 筋トレの基本はBIG3|“本当に効く王道3種目”の魅力とやり方 もどうぞ
カロリー設定(基礎中の基礎)
- 目安:消費カロリー -300〜-500kcal/日
- 急激に落とす(-800kcal以上)は筋分解リスク大
- 消費カロリーの求め方(例)
① 基礎代謝(BMR) × 活動係数(1.2〜1.6)= TDEE(1日の消費)
② そこから-300〜-500kcalで設定
PFCバランスの黄金比(減量版)
- P(タンパク質):体重×2.0g(例:70kg → 140g)
- F(脂質):総カロリーの20〜25%(最低50gは確保)
- C(炭水化物):残りすべて(活動量と相談)
食事設計のポイント
- 高タンパクを死守(筋合成+満腹感UP)
- 炭水化物はトレ前後に多め、夜は少なめ
- 脂質は良質な油(魚・ナッツ・オリーブオイル)から
- 加工食品・砂糖・液体カロリー(ジュース・甘いコーヒー)は極力カット
タイミング戦略(減量期Ver)
- 朝:水+高タンパク(卵・プロテイン)
- トレ前(2〜3h前):中GI炭水化物+少量タンパク(おにぎり+鶏胸など)
- トレ直後:プロテイン+高GI炭水化物(バナナ・白米)
- 夜:高タンパク+低糖質(魚・鶏・野菜)
よくある失敗と解決法
失敗 | 原因 | 修正 |
---|---|---|
筋肉まで減った | カロリー落としすぎ&タンパク不足 | マイナス幅縮小+高タンパク確保 |
減らない | 計算ミス/活動量低下 | 食事記録&NEAT増加 |
停滞期 | 身体が順応 | チートデイ or カロリー再設定 |
疲労感・集中力低下 | 炭水化物カットしすぎ | トレ前後に適量補給 |
停滞期の突破法
- カロリーサイクル:高カロリー日を週1入れる(TDEE±0)
- リフィード:炭水化物だけを1〜2日増やす(グリコーゲン回復)
- NEAT増加:階段・散歩・家事などで日常消費UP
有酸素運動の使い方
- メインは筋トレ+食事制御
- 有酸素は補助的に(週2〜3回、20〜40分)
- 強度はLISS(低強度)かHIIT(短時間高強度)を目的に応じて
サプリ(減量期の補助)
- ホエイプロテイン:高タンパク補助
- クレアチン:筋出力維持
- カフェイン:脂肪酸動員+集中力
- マルチビタミン:微量栄養素補填
- EAA/BCAA:空腹時トレーニングの筋分解抑制
減量期の実践例(体重70kg/消費2500kcal)
- 設定カロリー:2000kcal
- P:140g(560kcal)
- F:50g(450kcal)
- C:245g(980kcal)
1日の例
- 朝:オートミール+卵+プロテイン
- 昼:鶏胸+玄米+ブロッコリー
- 間食:プロテイン+ナッツ少量
- トレ後:白米+鮭+味噌汁
- 夜:鯖+ほうれん草+豆腐
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 減量完全ガイド|筋肉を守りながら脂肪を落とす最強戦略 […]
[…] 減量完全ガイド|筋肉を守りながら脂肪を落とす最強戦略 […]
[…] 減量完全ガイド|筋肉を守りながら脂肪を落とす最強戦略 […]