6月21日、チョリマエ地方で記録的な猛暑が観測されたこの日、
1体のイカ獣人がスルメ状態で発見されるという珍事が発生した。
スルメ化したのは、漁業協同組合に勤務するイカ獣人のホシイカ・トウ氏(33)。
同僚の話によれば、気温が42℃を超えた午後、
「ちょっと昼寝してくる」と言い残して屋上へ。
1時間後、背中が反り返り、全身から芳ばしい香りを発しながら干物のように固まっていたという。
駆けつけたレスキュー隊がすぐに氷水で緊急冷却し、トウ氏は一命を取り留めたが、
現在も表面のパリパリ感が残るという。
獣人医師会の見解によると、
「イカ獣人は皮膚が薄く、水分が蒸発しやすいため、
この気温下では15分で乾燥・30分でスルメ化が始まる」とのこと。
さらにこの“自然乾燥イカ獣人”の話題はSNSでも瞬く間に拡散し、
一部の食品加工業者が「新ブランドになるのでは」と興味を示す動きも。
これに対しトウ氏は、「私は商品ではない」と怒りをにじませた。
一方で、地元の子どもたちは「トウくん、スルメになってもカッコいい!」と大歓声。
当の本人は「うれしいけど、2度と干されないようにしたい」と帽子と日傘のフル装備で出勤を再開している。
暑さが命を奪う時代。
しかし、笑いと教訓を残すことで、次の“干される者”を救えるかもしれない。
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