6月22日、獣人界のチューゴー区で突如爆発的な人気を見せているゲーム「パチットモンスター」(通称パチモン)が、
人間界の某人気ゲームと酷似しているとして、各所で波紋を呼んでいる。
このゲーム、草むらに入ってモンスターを見つけて“パチッ”と捕まえる、
そして捕まえたモンスターで他者とバトルを行うというルール。
そこまでは一見普通の収集型ゲームに思えるが——
登場するキャラクターが「ニカチュウ」「ゲッコウニャ」「ケイリュウ」など、
何かを彷彿とさせすぎているのが問題となっている。
製作会社「パチモン堂」のコメントは明確で、
「インスパイア? いえ、これは偶然の進化です」とのこと。
しかしネット上では「パクリというかもはや“鏡写し”」「逆に清々しい」と、痛烈な意見が相次いでいる。
特に火を吹くカエル型モンスター「ゲコイヤー」については、
「これは…カエル獣人の子どもタレントをモデルにしてるよな?」との声もあり、
倫理的なラインすら問われつつある。
一方で、ゲームそのものの完成度は高く、“進化”に次ぐ“進化”で、最終的にモンスターが経済を回す役所職員になるという深い設定が好評。
「大人もハマる」「就職シミュレーションとして優秀」と新たな教育ツールとしても注目されつつある。
ゲームの中で何を捕まえるかも大事だが、
現実の中で何に引っかかるかは、もっと重要なのかもしれない。
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