クマ獣人の探検家が“はちみつ鍾乳洞”を発見　甘くて危険な夢の地下空間

6月14日、獣人界の著名な探検家であるクマ獣人ププ・ミール氏が、
とある山岳地帯の地下で“はちみつで形成された鍾乳洞”を発見したと発表。
そのロマン溢れる構造と危険性の両面から、獣人界冒険協会が緊急声明を出す事態となった。

この鍾乳洞、見た目はまるで黄金の宮殿。
天井から滴るのは雨水ではなく、ゆっくりと垂れる天然のはちみつ。
空気はほんのり甘く、ププ氏いわく「うっかり深呼吸すると虫歯になるレベル」とのこと。

はちみつ好きのクマ獣人にとっては天国のような空間。
しかし実際には、無限にはちみつを舐め続けてしまい出られなくなる“依存症的罠”が報告されており、
探検家仲間からは「通称・甘味地獄」と呼ばれている。

ププ氏は「美味しさの前に理性が勝てるかどうか、それが真の冒険家の試練だ」とコメント。
現在、入り口には“15分以上の滞在は禁止”という警告板が設置されており、
既に4名のクマ獣人が“はちみつ泥酔状態”で救出されている。

また、この鍾乳洞は生態系にも影響を与えており、ハチ獣人たちが神殿扱いして巡礼する動きも。
一部の地元住民は「これはもう信仰の域」と語っており、
観光資源としての活用と保護のバランスが今後の大きな課題となっている。

ププ氏の次の目標は「はちみつの川」らしい。
その探究心は、どうやら糖分だけでは止まらないようだ。