カニ族とヒツジ獣人とナメクジ獣人が営む脱毛サロン『ケガリーズ』が話題に 最後の仕上げは“ぺろりの一舐め”

5月19日、東部湿潤区で営業する脱毛専門サロン『ケガリーズ』が、獣人界SNSを中心に話題となっている。その理由は、スタッフが全員カニ族・ヒツジ獣人・ナメクジ獣人という、他では見られない布陣だからだ。

まずカニ族スタッフは、自慢のハサミを使ってムダ毛を一刀両断。肌に一切触れず、風圧だけで毛だけを断ち切るという“神業トリム”を披露し、客の多くが「もう少しで耳ごと持っていかれるスリルがクセになる」とリピーターに変貌している。

続くヒツジ獣人は、まるで自分の毛を刈るように丁寧にバリカンを滑らせる“草原流”。施術中は微かに牧草の香りが漂い、施術が終わる頃には心のざわめきまで整うと評判だ。

そして、ここからがケガリーズ最大の目玉。仕上げ担当はナメクジ獣人のプロ“ヌルリ・クチュ氏”。最終確認として肌を一舐め——この“ぺろり式最終処理”により、微細な産毛や見えないノイズを完全除去。脱毛直後の敏感な肌に天然の潤い膜を形成し、毛穴も引き締まるという。

この一舐めによって、「ただの理容店」から「本格脱毛サロン」へと化けるのがケガリーズの真骨頂であり、「最後がナメクジじゃなかったら、ただのハサミ屋だった」と語る客も少なくない。

SNSでは「ぺろりの瞬間が気持ちよすぎて脳が再起動した」「ナメクジの舌圧で世界が変わる」「人間界の脱毛技術は何をしているんだ」と絶賛と困惑が交錯し、現在2ヶ月待ちの予約状態となっている。

刈る、整える、潤す——三種族の技が交差するその場所に、今、
「毛との正しい別れ方」が生まれている。

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