ペリカン便、ついに値上げへ──「くちばしが限界なんだ」

4月20日、獣人界最大手の配送業者「ペリカン便」は、5月から一部配送品の送料を値上げすると発表した。背景にはネットショッピングの急増と、ペリカン獣人たちの“くちばし容量”の限界があるという。

代表のペカリー氏は会見で「みんな、詰めすぎなんだ。くちばしに5キロの荷物を6個も詰めて、そりゃ軟骨も悲鳴を上げるよ」と涙ながらに語った。

物流の大半をくちばし一本で担ってきたペリカン獣人たち。これまで燃料費も流通設備も最低限に抑えていたが、近年は「1日200件配達」「温度管理された生魚類」など、業務過多により“ペリ負荷”が深刻化している。

なお、値上げ対象は「卵より重く、魚より匂うもの」とのこと。具体的な区分けはまだ発表されていないが、SNSでは「うちのメロンパンが該当した」「カレー便終了」など、悲喜こもごもの声が飛び交っている。

今後、ペリカン便では負担軽減のために「くちばし休暇制度」や「リュック解禁」も検討しているとのことだ。

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