3月12日、獣人界のとある森で不気味な“ケモノトリ木”が発見され、物騒な噂が急速に広がっている。この木は、近づいた獣を取り込んでしまい、そのまま“木の一部”になってしまうというから恐ろしい。地元の獣人たちによると、森の中で突然姿を消した獣が、後日ケモノトリ木の幹や根に融合された状態で見つかったという報告が相次いでいる。
現場に足を運んだ調査隊の話では、「ケモノトリ木は一見、普通の大木のようだが、幹に獣の形をした凹凸が浮かび上がっており、不自然なうめき声が時折聞こえる」とのこと。近づいただけで身体がだるくなり、引き寄せられるような感覚に襲われるという報告もあり、専門家は「まるで森自体が生きているかのようだ」と警戒を呼びかけている。
そもそも、獣人界には人を取り込む“魔木”や“妖木”にまつわる伝承が少なくない。だが、今回のケモノトリ木は特に強力な力を持ち、獣を一瞬で樹皮に融合させてしまうという特異性が注目されている。学者たちは「この木はどこからやってきたのか? 何を栄養源としているのか?」と興味を抱く一方、「下手に近づけば自分まで木化してしまうかもしれない」という恐怖心も抱き、調査は思うように進んでいないらしい。
それでも、一部の好奇心旺盛な探検家たちは「あの木を詳しく解析できれば、逆に新たなエネルギー源や森の守護精霊に関するヒントが得られるのでは?」と意気込んでいる。中には森の外れに仮拠点を作り、夜間にケモノトリ木へ接近する計画を練っている者もいるとか。SNSでは「#ケモノトリ木の謎」「#木化だけは勘弁」「#誰か止めて!」といったハッシュタグが急上昇し、スリルと恐怖が交錯する盛り上がりを見せている。
果たして、この“獣を取り込む木”の正体は何なのか。ケモノトリ木が何かの意志を持っているのか、それとも自然の偶発的進化か――。謎は深まるばかりだが、森に消えていく獣人が一匹でも増えないことを祈りたいところだ。調査隊や冒険者によるさらなる解明が進めば、恐怖だけでなく、思わぬ発見も待っているかもしれない。いま獣人界は、奇妙な森の物語に目が離せない状況だ。
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