10月16日、西獣人諸国でラフィングデスウイルス(Laughing Death Virus、LADEVI-24)による疾患、通称「笑い死ぬ病」が猛威を振るっている。このウイルスの恐ろしい点は、感染者の笑う姿を直接見るだけで感染してしまうことだ。空気や飛沫感染はないものの、見るだけで感染が広がるため、対策が難航している。
主な症状としては、感染後一週間は些細なことでも面白く感じてしまい、笑いが止まらない状態が続く。まさに「笑いのツボ」が浅くなった状態だ。その後2〜4週間で笑いの頻度と強さが増し、1ヶ月を過ぎると笑うことに全エネルギーを費やすようになる。最終的には栄養も摂れず、呼吸もままならなくなり、死に至るという。
現在、各国で治療薬の開発が急がれているが、まだ実用化には至っていない。しかし、西諸国の一つであるラクーンシ帝国では、感染者がゼロという奇跡的な状況が続いている。その秘密は国民的番組「スベる話」にあるという。この番組があまりにもつまらないため、ウイルスに対する免疫が形成されているとのことだ。
専門家は「ラクーンシ帝国の番組がウイルスの感染を防ぐ鍵になる可能性がある」と分析。周辺国でも「スベる話」の視聴を推奨する動きが出ている。一方、エンターテインメント業界からは「笑いを届けるはずの我々がウイルスを拡散させてしまうのか」と困惑の声も上がっている。
果たして、この「笑い死ぬ病」を克服する方法は見つかるのか?ラクーンシ帝国のつまらない番組が世界を救う鍵となるのか。今後の展開に目が離せない。
コメント
コメント一覧 (4件)
現在進行系で笑い死にそうだ・・
ラクーン帝国まじでこんな番組あるんだってぐらい真顔になる番組
お陰様で笑う症状収まりました
感謝しています
たぬき・・・みんなを救ってるはずなのに何故か笑われ者に
スベる話、私は結構好きだった。