筋トレ食事完全ガイド|減量・増量・維持の戦略と実践法

筋トレにおける食事の目的と強み

  • トレーニング効果の最大化(筋肥大/筋維持/脂肪燃焼)
  • パフォーマンス維持・回復促進・ケガ予防
  • 減量期でも筋肉を残し、増量期でも脂肪を最小限に抑える

→ トレーニングの基礎は 筋トレの基本はBIG3|“本当に効く王道3種目”の魅力とやり方 もどうぞ


3つのフェーズ:減量・増量・維持

減量(カット)

  • 目的:脂肪を落としつつ筋量を守る
  • カロリー設定:消費カロリーより -300〜-500kcal
  • PFCバランス目安
     P:体重×2.0g
     F:総カロリーの20〜25%
     C:残り
  • ポイント
     ・高タンパク&中〜低脂質
     ・筋トレは継続、NEAT(非運動消費)も増やす
     ・急激なマイナスは筋分解リスク

増量(バルク)

  • 目的:筋肉を最大限に増やす(脂肪も多少はつく)
  • カロリー設定:消費カロリーより +300〜+500kcal
  • PFCバランス目安
     P:体重×1.8〜2.0g
     F:総カロリーの20〜30%
     C:残り(特にトレ前後で摂取)
  • ポイント
     ・脂質もある程度確保(ホルモン維持)
     ・体重は週0.25〜0.5kgペースで増加が目安

維持(メンテナンス)

  • 目的:現状維持・体組成の安定化
  • カロリー設定:消費カロリーと同等
  • PFCバランス目安
     P:体重×1.6〜1.8g
     F:総カロリーの25〜30%
     C:残り
  • ポイント
     ・食事の質を高く保つ
     ・コンディションに合わせて微調整

栄養素の優先順位

  1. 総カロリー(目的に合わせて設定)
  2. タンパク質(筋合成の基礎)
  3. 炭水化物(エネルギー源)
  4. 脂質(ホルモン・細胞膜)
  5. マイクロ栄養素(ビタミン・ミネラル)
  6. 水分(代謝・回復の必須要素)

タイミング戦略

  • 起床後:水分+軽くタンパク質
  • トレ前:炭水化物+少量タンパク質(2〜3時間前)
  • トレ直後:プロテイン or 高タンパク食+炭水化物
  • 就寝前:消化の緩やかなタンパク質(カゼイン・卵・乳製品)

よくあるミスと修正法

ミス原因修正
減量中に筋力ダウンカロリー&タンパク不足タンパク量を維持し、マイナス幅を減らす
増量中に脂肪過多カロリー過多/活動量低下増加幅を抑え、有酸素追加
便秘・胃もたれ食物繊維不足/脂質過多野菜・果物・全粒穀物の追加
水分不足飲み忘れ/甘味飲料偏重水・お茶をこまめに摂取

実践例(体重70kgの場合)

減量期(約2000kcal)

  • P:140g(560kcal)
  • F:50g(450kcal)
  • C:250g(1000kcal)

増量期(約2600kcal)

  • P:140g(560kcal)
  • F:70g(630kcal)
  • C:350g(1400kcal)

維持期(約2300kcal)

  • P:130g(520kcal)
  • F:65g(585kcal)
  • C:300g(1200kcal)

補助サプリの役割(必須ではない)

  • プロテイン:手軽なタンパク源
  • クレアチン:筋出力向上&回復促進
  • EAA/BCAA:減量期の筋分解抑制
  • マルチビタミン:不足しがちな微量栄養素補填

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