9月9日、ビーストエナジー社のエナジードリンク「Be Star」が獣人界を揺るがす大事件を引き起こした。ドリンクによる眠気覚ましの効果だけではなく、なんと獣人たちの「野生」までも覚醒させてしまったのだ。
各国で騒動が勃発し、熊獣人たちは蜂の巣に夢中でハチミツを舐め、猫獣人は紙袋の中の動く物に飛びかかり続けた。さらに、犬獣人は突然に車を追いかけ、馬獣人は通行人を見てひたすら疾走。
「全員、野生の本能を全力で出し切った」という状況に、街は完全に混乱。しかし、3日後には効果がピタリと消滅し、街には突然の静寂が。元に戻った獣人たちは「俺、何やってたんだ?」と頭を抱える始末。
ビーストエナジー社は「野生覚醒」効果を予測していなかったとして謝罪し、ドリンクは即座に販売停止となった。
コメント
コメント一覧 (3件)
普通にパンデミックでは?
副作用を上手くコントロール出来れば野生の力と獣人の理性の両立ができるのではないか?
恐怖ながらもカッコよさや勇ましさがあった