3月8日、獣人界でまたも“浮気”をめぐる騒ぎが起こり、一部のオス獣人が「もう恋愛やめたい…」と弱音を漏らす事態になっている。獣人界では一夫多妻制が認められる国が多く、そもそも「結婚相手が複数いるのは普通じゃない?」といった空気もあるのだが、今まさに問題視されているのは“夫のいるメスに手を出す行為”だ。ここでなぜか「浮気だ!」という強い非難が起こり、泥沼化寸前にまで発展しそうなのだ。
「いや、一夫多妻なら複数パートナーOKじゃないの?」と思う人間界の方もいるだろう。ところが獣人界には独特のルールや“縄張り意識”が存在し、すでに絆を結んでいるメスに強引にアプローチするのは、かなり危険らしい。とりわけ恐ろしいのは、獣人界ではメスの身体能力やメンタルがオスを上回るケースが多いこと。下手に「ちょっと遊ばない?」と声を掛けようものなら、「遊ぶどころか地獄行きだよ!」と笑えないジョークで返されることも珍しくないのだ。
今回も、ある強気のオス獣人が「一度くらいイケるだろ?」と既婚メスにちょっかいを出したところ、そのメスの実家から“筋骨隆々の姉妹・いとこ・親戚”が総出で追いかけてきたという噂が広まり、周囲は「ある意味ラブコメじゃなくてホラー」「背後からメスの獣人が数十人で迫ってくる図が怖すぎる」と怯えているとか。SNSでは「#メス強い」「#浮気は命懸け」「#愛の形が複雑すぎる」と盛り上がり、本気なのかネタなのかよく分からない投稿が増えてきている。
法律専門家によると、「獣人界では複数パートナー自体は違法ではないが、既婚メスの意思を無視して奪う行為は大問題」という。しかもメス側の“冗談抜きの威嚇”が発動したら、オスはひとたまりもないらしい。まるで恋愛というよりサバイバル。多妻・多夫OKでも“欲張りすぎる”と痛い目を見る仕組みが、この世界には自然に浸透しているのかもしれない。
当のメス獣人たちは、「わざわざ無理に割り込むより、もっと別のパートナーを探せば?」と淡々と話す者が多いが、一方で「いきなり旦那を差し置いて来るなんて、正気を疑うね」と苦笑する声も。そうした硬派な姿勢こそ、メスが強いと言われる所以なのかもしれない。
いずれにしても、一夫多妻がOKだからといって自由奔放に動き回るオス獣人にとっては、今回の騒動は格好の教訓となりそうだ。「複数の愛が認められても、そもそも既婚メスは触れちゃいけないゾーンがある」――当たり前のようでいて、なかなか奥が深い獣人界の“愛の掟”は、今後も波乱を生む可能性がある。誰にとってもドキドキする春がやってきたようだ。
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