4月13日、獣人界と人間界との貿易品として輸入されたマヨネーズが、突如として大ブームを巻き起こしている。そもそも、人間界では普通に調味料として使われるだけだが、獣人界では「なんだこの濃厚さ!」「口に入れた瞬間、脳がとろける!」と大絶賛。中には、そのまま直飲みする獣人が続出し、「あまりの美味しさにカロリーなんか気にしていられない」「これで死ねたら本望」と語る猛者まで現れた。
もっとも、人間界基準でもマヨネーズはカロリーの塊。獣人界でも“あれは危険物だ”という声が一部から上がっているが、当の愛飲家(?)たちは「この幸福感に代わるものはない」と頑固に手放さない模様。SNSでは「#マヨ沼」「#直飲み最高」「#生きる調味料」といったハッシュタグが急上昇し、まさに大騒ぎの真っ只中だ。
そんな中、人間界と共同開発でカロリー1/10バージョンのマヨネーズも作られ始めたらしい。すでに試作を味見した獣人たちからは、「確かに軽くていいけど、あの圧倒的濃厚感はどうなんだ?」という賛否の声が。とはいえ、ヘルシー路線を支持する獣人たちも少なくなく、「これなら罪悪感なくベタベタかけられる」と喜ぶ意見もある。
こうして、獣人界全体を巻き込む“マヨ旋風”はまだまだ止まらない。高カロリーか、低カロリーか——自分の健康と欲望を秤にかけつつ、“人生を豊かにする調味料”を求める獣人たちの挑戦は続いているようだ。
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