ベアーマ連邦で糖尿病患者急増、大量の蜂蜜接種が原因か

9月18日、獣人界保健機関（BHO）の発表により、ベアーマ連邦で糖尿病患者が急増していることが明らかになった。今年は蜂蜜瓶が大流行し、その手軽さから大量の蜂蜜を摂取してしまい、糖尿病を引き起こすケースが増えているという。これは人間界でいう「ペットボトル症候群」に近い現象だ。

ベアーマ連邦政府は事態を重く見て、蜂蜜の摂取量を制限する「ハニーコントロール法」の制定を検討中。しかし、蜂蜜愛好家たちは「我々の甘い楽しみを奪うなんて、苦すぎる！」と猛反発。一部では、地下組織が密かに高純度の蜂蜜を取引する「ハニーブラックマーケット」も出現しているとか。

一方、蜂たちも困惑気味。「せっかく集めた蜜が健康被害を生むなんて」と蜂の女王は頭を抱える。そこで、新たに低カロリーの「ライト蜂蜜」を開発するプロジェクトが始動した。

さらに、この騒動を受けて、熊獣人たちの間で新たな甘味料ブームが到来。メープルシロップやアガベシロップに手を出す者も増えているが、「次は木から糖尿病になるんじゃないか」との声も。

果たして、ベアーマ連邦は甘い誘惑から抜け出せるのか？今後の展開に目が離せない。