4月28日、獣人界でも待ちに待ったゴールデンウィークが到来。しかし、例年と同じく最初に問題となったのはカスタマーハラスメント(通称カスハラ)だ。各地の観光地やサービス施設では、混雑に苛立った獣人たちが怒りをスタッフにぶつけ、現場は早くも疲弊ムードに。
そんな中、ついに新サービス「ワニワニパックン」が始動した。
これは過度なカスハラ行為を行った獣人を、専属スタッフのワニ獣人によって”適切に処理”するという新たなシステムだ。
「怒鳴ったり、物を投げたり、理不尽な要求をしたらアウト。我々スタッフの胃袋は満たされ、サービス施設のスタッフさんはスカッとする、これぞ一石二鳥」と、ワニワニパックン代表のダイル氏は語る。
処理されたカスハラ獣人は、後日しっかり教育を受けた後、社会復帰のチャンスもあるとのこと(多少歯型は残るが)。
利用客とスタッフ、そして社会全体の健全化を目指して、ワニたちは今日も静かに待ち構えている。
ゴールデンウィークは、ルールとマナーを守って楽しく過ごそう。さもなくば、ワニワニパックンが待っているかもしれない。
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