4月16日、獣人界の雪深い地域で、カバ獣人のゴクリンがとんでもない行動に出て話題を集めている。なんと一番搾りレベルに澄んだ“雪解け水の池”を丸ごと飲み干してしまったというのだ。ゴクリン本人は「毎年この時期、雪解け水が溜まる池の味がたまらないんだ」と至福の表情を浮かべているが、周辺住民からは「そんなことされちゃ困る」という苦情が殺到。結果的に、ゴクリンは現行犯扱いで逮捕されてしまったらしい。
そもそもゴクリンは、とにかく水を飲む量が凄まじいことで有名。一年中、川や湖をひとりで遊泳しては豪快に「ごくり、ごくり」と飲み続ける姿が目撃されてきた。だが、今回の池は地域の観光資源でもあり、あまりにも大胆な行為に住民が驚愕。「あれを全部飲むとかあり得ない」「観光客の前で池が消えた」など、被害(?)が甚大だと騒ぎになった。
警備隊が駆けつけた頃には、池はほぼ干上がっており、ゴクリンは「もうちょっと味わいたかった」と未練タラタラ。さすがに「公共の水源を勝手に飲み干すのは違法」という判定が下され、その場で逮捕に至ったという。SNSでは「#池がまるごとなくなった」「#豪快すぎる犯行」「#ゴクリンやっちまったな」といったハッシュタグが急上昇し、笑い半分、呆れ半分の反応が目立つ。
一方、ゴクリンのファン(?)からは「彼の水飲みは芸術レベル」「あの満足そうな顔が可愛い」と擁護の声も。一部では「逮捕するのはかわいそう」「もう少し寛大な措置を」と嘆くコメントも見受けられるが、現地の観光関係者は「池が消えたら観光資源ゼロ」と困り果てているようだ。
こうして、カバ獣人ゴクリンの“豪快すぎる飲みっぷり”が引き起こした今回の騒動。大自然の恵みと観光業のはざまに生じた意外なトラブルとして、獣人界でしばらく語り草になりそうである。
コメント