ウサギ獣人スノウ、自作かき氷が大行列! しかし無許可販売で逮捕される悲劇に…

2月6日、獣人界で降り続く大雪を見て大はしゃぎしたウサギ獣人のスノウが、とんでもない大騒動を巻き起こした。彼女は「こんなにもふわふわの雪があるなら、かき氷にしない手はない!」と思い立ち、即席の屋台をオープン。手作りシロップをかけた“極上かき氷”が大評判となり、あっという間に長蛇の列ができたという。しかし、その盛り上がりは思わぬ結末を迎えることになった。

そもそもスノウは、寒さのなかでも元気いっぱいに跳ね回るのが大好きなウサギ獣人。今回の大雪にも「最高の食材が天から降ってきた!」と大喜びし、自宅にあったシロップ用のフルーツや砂糖を掻き集めて一気に煮詰め、甘~いシロップを完成させた。街の広場にテーブルと看板を立て、「雪かき氷いかがですか~?」と叫んだところ、気軽な雰囲気と美味しそうな香りが多くの獣人を惹き寄せた。

SNSでは「#スノウのかき氷」「#ウサギシロップ天才」などが一斉に話題になり、中には「この味ならいくらでも食べたい!」「体が冷えるけどやめられない!」という声が殺到。ところが、その盛り上がりに目をつけたのが街の警察と保健所だった。「販売許可を取得していない」「公の場で食品を扱うには届け出が必要」といった指摘を受け、スノウは「え、そこまで考えてなかった…」と絶句。結局、彼女は無許可営業の疑いで逮捕されてしまい、しょんぼりしたまま寒い牢獄へと送られる羽目になった。

あまりの展開に客たちは「こんな美味しいかき氷屋さん、閉店するなんて惜しすぎる!」と大反発。だが、当局は「美味しさとは関係ない。法律は守らなければならない」と頑なな態度。SNSでは「#救えスノウ」「#ウサギ獣人かわいそう」「#冬の悪法」といったハッシュタグが急上昇し、多くの獣人が「そこまで厳しくしなくても…」と嘆いている。

一方で、スノウ本人は「みんなに喜んでもらえたのは嬉しかったけど、まさか逮捕とはね。牢屋は寒いけど、私は慣れてるから大丈夫…かな?」と前向きなコメントを残しているとか。仲間のウサギ獣人たちは「早く出てきて、今度は合法的に屋台を開こう!」と励ましており、次なる展開に期待がかかる。

こうして、大雪に浮かれて始まった“スノウのかき氷屋”は、短い期間で儚くも終了。もっとも、“手作りシロップの神”とまで呼ばれた彼女のセンスは確かなものだけに、今後、きちんと許可を取って再びあの絶品かき氷を提供してくれるのでは…と期待するファンが後を絶たない。雪とウサギ獣人が織り成した甘く切ない物語に、獣人界は少しだけホッコリと、でも同時に寂しさも感じているようだ。

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