「エサをくれなきゃ仕事しない」パンダ獣人の労働観が物議

パンダ獣人のパー・ンダ氏（市役所勤務・34歳）が勤務中、「今日は笹が足りないから働かない」と職場の窓辺で丸くなり、そのまま4時間ゴロゴロしていたことが波紋を呼んでいる。

発端は、毎月配布されている「市役所職員向け笹スナック」の数が1本減ったこと。パー・ンダ氏はこれを「労働契約の実質的破棄」と受け取り、業務拒否という手段で抗議。
「笹でしか動けない身体構造をもっと理解してほしい」と主張している。

同僚であるイヌ獣人が「みんな我慢して働いてる」と声をかけたが、「じゃあみんなも笹を食べれば？」と返され、話は平行線のまま。

この一件は獣人界SNSでも話題になり、
「今日も出勤に成功した俺たちえらい」
「笹さえあればやれる」
「やっぱ無理だった」
といった共感の声が次々と投稿された。

専門家は「生理的嗜好と職務遂行能力の相関は無視できない」とコメントしており、パー・ンダ氏のケースをきっかけに、今後“食事条件付き勤務制度”の是非が議論される可能性もある。

なお、パー・ンダ氏は現在もお昼寝中であり、目覚める予定は「プレミアム有機笹」の支給日とされている。